動物たちの家

先日、久々に天王寺動物園に行って来ました!天王寺動物園は、最近動物の生息地の環境を可能な限り再現した生態展示の導入を進めているらしく、カバやサイがいるアフリカサバンナゾーン、アジアゾウを飼育しているアジアの熱帯雨林ゾーンなどが新しくできていました(新しいと言っても、私の小中学校のころはなかった、、というくらいの新しさですが、、)

シマウマやインパラもいたアフリカサバンナゾーン。大阪市内とは思えない緑たっぷりの飼育空間です。


そして、アジアゾウのいる熱帯雨林ゾーン。


これだけ見ると、一瞬どこか分からなくなるくらいどこか大自然っぽいですよね。しかし、実はすぐそこに、あべのハルカスがそびえ立っています。。


それはもう、とても不思議な風景です。ぞうさんたちはどう思ってるんでしょうね。。それにしても、天王寺動物園で人気1、2位を争ってるはずのシロクマくんの飼育舎がひどい。。


白く塗っただけ。。流石にシロクマの生息地の環境を可能な限り再現するのは難しいんでしょうけど、、どの動物たちも、暑さのためかほんとぐったりしていて、覇気がないんですよね。百獣の王ライオンでさえ、お腹を見せて寝転がってるし。。もっと動きまわる動物たちが見たいですよね。

哺乳類の中で唯一と言っていいほどイキイキしてたのが、ひつじ!ひつじ舎は、来園者が100円で餌を買ってあげることのできる仕組みになっているためか、餌をもらおうと、ギラギラした感じの羊たちw


動物園で生活していたら、楽しみなんて食事くらいですもんね。でも、動物園に言って少ないけれどイキイキしている動物が見れてよかったです。チビくんも唯一ひつじにだけ大興奮でした。
そういえば数年前卒制で学生が、動物園の飼育舎ではなく「動物たちの家」の提案をしていましたが、自然の中ではないけれど、本当に動物たちが幸せに暮らせる「家」のような建築って可能なんでしょうか。
ちょっと数年前の彼の作品に思いを馳せた動物園の帰り道でした。