ワークショップに参加してきました。

三月末の春の陽気を感じる週末。その一週間前に卒業式を終えたOCTの建築設計学科の学生有志が企画したワークショップに参加してきました。

「やまなみ組」と名付けられた女子二人の有志チーム。今までワークショップをしたことはなかったけど、卒業設計に取り組んでいるうちにワークショップの魅力を感じ、卒業はしてしまったけれど、学生最後に自分たちでワークショップを企画したい!というものでした。
「ダンボルームをつくろう」ということで、子供とその親が参加できるワークショップだったので、私も「参加者」として彼らを見守りに行ってきました。


段ボールや、布、紙を使い、公園内に自分の居心地のいい場所をつくります。


そしてカッターで穴を空けたり、ペンで色を塗ったり絵を描いたり、どんどんカスタマイズしていきます。


うちの子はまだ2歳なので、段ボールで何かを作るというのは無理でしたが、ペンで自由に落書きできるのがとても楽しいらしく、描きまくっていました。


少し大きい幼稚園や小学生の子供たちとなると、どんどん自由に作っていきます。あらかじめ、学生が作っていた棚のようなものが「靴箱」として子供たちの中で決められ、「中に入るときはここに靴をいれてくださ~い!」と言っていたり、子供たちの自由な創造力には驚かされました。


どんどん作られていく、子供たちの「居場所」は時に連結されたりして、まるで町のようになっていきました。


出来上がったら、最後にみんなでおやつタイム!自分の好きな場所におやつとジュースを持って行きます。

初めてワークショップを企画した彼女たちも楽しかったようで、これから社会人になってもやっていきたいとのこと。こういう活動から気づき、設計に返ることってあるんだと思います。

「やまなみ組」のこれからの活動が楽しみです!