中津商店街の併用住宅 解体編④

前回の解体作業から早や二か月。。3月末になってやっと仕事の合間を縫って解体の続きができました。2階の解体作業とガラ出し。その後、一階のシャッターを撤去するために、なぜか二重の柱梁になっていて、シャッターボックスしか支えてなかったものを撤去してみると、現状は部屋内の梁なのに、どうやら昭和35年時点では外壁だった形跡のプレートが。

建具がはまってたらしき溝も。

それにしても、大掃除施行済之証ってなに!?!?

今の完了済証みたいなものなんでしょうか?

って調べて見ました!どうやら昭和29年に制定された掃除法という法律があって、この法律に罰則はありませんでしたが、建物の占有者は、毎年1回、市町村長の定める計画に従って、大掃除を行わなければならないと決まっていたそうです。。

解体をしていると、この家の増改築の歴史を遡るようで面白い。