Seoulレポート(番外編)
12月7日~10日。展覧会のクロージングに合わせてソウルへ行ってきました。
まずは、今回の渡航の全日程の間宿泊した韓屋(ハノク)の紹介をしたいと思います。韓屋とは、韓国の伝統的家屋で、今ではホテルとして利用できるところがあります。今回は、折角韓国に来たのだからということで、日本チームみんなで、いくつかのハノクに分かれて宿泊することにしていました。私たちが宿泊したのは、Bukchonmaru Hanok Guesthouseというところ。
どうやらそこは、家族で経営しているらしく、着くと大学生くらいの息子さんが、片言の日本語と英語で対応してくれました。中に入ると、お父さんとお母さんが出てきて、部屋へ案内され、部屋の使い方などを親切に教えてくれ、暖まるからと生姜の味の少しお米の入った飲み物(冷たい)を出してくれました。
部屋の中は、オンドルのおかげでとても暖かく、夜寝るときは、半袖で寝ても布団を着ていると暑いくらい。外は-13度だというのに、中は快適。
また、朝ごはんは家族のみんなと円卓を囲みます。メニューは、五穀米のようなごはん、韓国風味噌汁、キムチが数種類、海苔という感じです。二日目は味噌汁に替わり、ポタージュのようなスープにキムチも別の種類だったりと豪華です。それぞれが海苔にごはんを乗せ、好きなおかずをその上に載せて手巻き寿司のようにして食べます。
食卓はこんな感じです。最終日、おかあさんを囲んで記念撮影をしました。
私たちが宿泊したハノクは非の付け所のないくらい快適で空気も暖かいし、人も温かいところだったのですが、他のところはというと。。。
オンドルがあっても、床から3センチほどしか暖かくなく、その上は外と同じくらいの極寒で布団の上にありとあらゆる服を載せて寝ただの、お風呂に行くのにいちいち外を通らないといけなかっただの、靴を置く場所が外で、朝靴を履いたら中が凍っていただの、朝ごはんはパンとコーヒーだけで、それもほぼセルフだった上、コーヒー用に置かれているお湯が冷えすぎていて、コーヒーの粉がなかなか溶けなかったなどという、ちょっと自分じゃなかったら面白いけど笑えない状態だったそうです。。
ということで、ハノクはあたりはずれがあるようですね。ハノクに泊まるなら、とにかく私たちが泊まったBukchonmaru Hanok Guesthouseはオススメです!