瑞龍寺
だいぶ前回から日が経ってしまいましたが、富山~石川の旅についての続きです。富山では、高岡市にある「瑞龍寺」にも行ってきました。「瑞龍寺」(ずいりゅうじ)は、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺です。 仏殿、法堂、山門が国宝に、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂が重要文化財に指定されている、富山県唯一の国宝です。
私たちが行った時期はこのような状態でしたが、春から夏にかけては芝生の緑に覆われるそうです。お寺の伽藍の内部に芝生というのは珍しいんじゃないでしょうか。また、屋根は銅版で葺かれており、これも珍しいとか。
あとは、伽藍を取り囲む、左右対称の回廊があります。伽藍の方に向けて開けられた開口の障子から射す光がなんとも美しく、単調になりがちな回廊を演出していました。季節もあってか、ほとんど人はいませんでした。でも、その分静寂な空気を存分に感じることができました。今度は、芝生が青々としている季節に来てみたいです 。