みずのき美術館

先週は怒涛のレクチャーウィーク!自分たちがしゃべる会2つに、聞きに行く会3つ。
まずは、昨日のみずのき美術館でのレクチャーから遡っていきたいと思います。昨日は、京都府亀岡市で乾久美子さんが設計された「みずのき美術館」で、乾さんとの対談。「小さな都市と建築」というテーマ。
まず、私たちからテーマに沿って自分たちのプロジェクトをいくつかプレゼン。次に、乾さんからもプロジェクトをプレゼンしていただき、その後少し質問という会でした。





まず、会場のみずのき美術館。町屋を改修した美術館でなんとも居心地がいい。亀岡市内にある町屋に京都の町屋のような統一した形式がないことから、形式にこだわらない改修がされていて、それがとてもおおらかな空間をつくりだしていました。


空間もおおらかでしたが、スタッフの方々もとてもおおらかであたたかく、場がますますいきいきしていました。きっと、建築と人があいまってより素晴らしい場所になるのでしょう。これからますますあの場所がまちの人たちをつなぐ場になりそうな気がしました。
レクチャーの中でも話したのですが、まちをデザインしていくのに人の関わりをどうデザインするのかということが大切だと思っています。人がどう関わり、どのようなことをするのか、それを受け止める建築があればまちもきっと活気付きます。
みずのき美術館はそのような場所になる可能性をたくさん秘めた場所でした。これから、ここをきっかけにまちがどう変わっていくのか、また見に行ってみたいです。