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第1回まちゼミ
2016/07/06 16:07

随分前になってしまうのですが、北区まちづくりセンターが企画している「まちゼミ」というイベントの第一回に参加してきました。

まちゼミとは、『毎回、個性豊かなゲストをお迎えし、それぞれのテーマで、まちづくり、人づくりにつながるお話を伺う』(まちセンFBから引用)会です。個性豊かなゲストは、昨年度数回にわたって行われた「まちづくり塾」の参加者の方々です

私もそのまちづくり塾にひょんなきっかけから参加しはじめ、地域にたくさんの、老若男女問わず自分たちの「まち」に関心のある面白い人たちと出会いました。

第一回目は、大淀でコミュニティ作りとマーケット作りを目的とした衣食住のトータルイベント「テングマルシェ」や、ヨリドコワーキン(シェアオフィス)を運営されている細川裕之さんの今までの活動や考え方、街を巻き込むイベント作りのノウハウなどのお話でした。


お話を聞いていて、よそ者ではなく、細川さんのようにやはり当事者がその地域に腰を据えて継続的に行動を起こすことが、どんどん地域の人を巻き込み、自然とコミュニティーを形成していく気がしました。また、このまちゼミやまちづくり塾を企画してくれている、北区まちづくりセンターのみなさんの力もとても大きいことをつくづく感じました。
こうやって、人と人をつなげてもらうことでまた新たな動きが生まれる予感がしています。地域にこんなに知り合いができたのも、まちづくり塾に参加してからだし、本当にこの半年くらいの間に私の周りの状況はどんどん変わっていて日々ワクワクしています。それに、まちづくり塾をはじめ、今回のまちゼミもなのですが、毎回ほとんど子連れで参加させてもらえているのが特にありがたく思っています。

出産前は、建築のレクチャーなど時間ができたら聞きに行き、いろんなインプットができていたのですが、出産後この4年間で本当に久しぶりにレクチャーに行けた気がしています。他にも子供さんを連れて来られる方がいるので、連れて行きやすいのと、まちセンの方が相手をしてくださったりで、本当にありがたいんです。下は3歳から上は70~80歳くらいのベテランの方々まで、こんなにいろんな人が聞いているレクチャーっていいですよね!

うちの子はまだ4歳になったばかりなので、そんなに理解はしていませんが、こうやっていろんな年代の大人たちが、自分たちのまちについて考えている姿を見ることって大事な気がしています。参加者の一人の中学生の男の子は、もう将来まちの役に立てるような仕事に就きたいと決めているそうです。頼もしい!

そういう意味でも、こういう会は素敵です!!今週末は第2回まちゼミ!これまた楽しみです!!


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 講演, 近況


建築×合宿2016
2016/05/07 01:24

先日、3年ぶりにまた建築×合宿のジュリストとして呼んでいただき、中間講評と最終講評会に行ってきました。

今回学生が6日間泊まり込んでいるのは「吹田市立もくもくの里」。「吹田市立」なので、てっきり吹田に行けばいいのだと思っていたら、なんとその施設があるのは「滋賀県高島市」!!琵琶湖の西岸地域の山の手です。その施設の最寄り駅である「近江今津」駅周辺で、地域のサーベイを通して「みんなの場所」を提案するというのが今回のジュリストであもある芦澤竜一さんからの課題。

中間講評に向かう際、敷地を知っておこうと、ちょっと早めに駅に着き、学生からもらった敷地資料を元に周辺をウロウロ。街歩きが大好きな私は最初ワクワクしていたのですが、すぐに気持ちはどんよりモードに。。というのは、、人がいないから。。歩けど歩けど人に会わない。すれ違うのは車ばかり。駅前にもあまり人がおらず、一時間に一本程度の電車が来たときだけ数十人の乗り降りがあるのみ。駅前すぐの商店街にもひと気はなく、妙に大きなボリュームで流れるJ-POPが悲しさを増していて。。
他の敷地候補地の全てにも回ってみるも、やはり人に会わない。ここに「みんな」の場所かぁ。。と主体の見つからなさに若干途方にくれながら、一時間ほどの街歩きの後、タクシーに乗って会場に。そのタクシーの中、運転手さんの話では、高校を出たらみんな町を出る。若い人が本当にいない。その理由は、とにかくここには仕事がない。昔は農家も漁師もいっぱいいたそうだが、近年は専業ではやっていけず、ほとんどの農家は兼業。それでも続けてるところは珍しいという。実際そのタクシーの運転手さんも、タクシーと農業と、あと一つ聞き逃したのだけど3つの仕事を兼業しているのだとか。

地方都市から都市部に出てくる人が良く言う、「何もない」は、単に娯楽がないということではなく、生活に一番必要な「仕事がない」という深刻な問題もあるのだと気づかされました。そんな、状況の中、学生さんたちが提案した内容はある意味、そのあたりの深刻さを振り切り、素直に「現状のいいところ」を探し、更に「こうなったらいいな」を提案したものでした。

深刻な経済的な状況、社会的な状況を無視してしまうことが、必ずしもいいことではないですが、1、2回生の参加する建築×合宿の成果としては、ある提案があったように思います。とにかくみなさんお疲れ様でした。ここで、学んだこと、つながりを大事にこれからも建築を楽しんでほしいなと思いました。

みなさんお疲れ様でした!


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 近況


ススマルシェ
2015/12/16 16:14

先日、中津の中津商店街で開催されていた「ススマルシェ」に行ってきました。

中津商店街は、中津という大阪の中心部である梅田から徒歩圏内でありながら、下町情緒あふれノスタルジックな町にあります。地下鉄の御堂筋線からは徒歩5~6分程度、阪急中津駅からは徒歩3分の場所です。そんな場所に、ぼ~っとしていると通り過ぎてしまうような小さな入口の商店街があります。


その中津商店街を使って、「ススマルシェ」という、作家自らが発信し、主導していくイベントを開催していました。ススマルシェ自体は第7回目らしく、これまでもいろんな場所で開催していたようです。この中津商店街が前から気になっていて、最近ますます気になっていたところ、このようなイベントをするとのことで、早速行って来ました。




出展のお店は、少々少な目でしたが、かわいい手作り雑貨たちがたくさんでした。ついついいろいろ欲しくなって、多少我慢しましたが、この三つをゲット。

京都にお店があるという、子ども服と雑貨のブランド 『Flipps』のかわいいアルファベットブローチ。自分のイニシャルのは柄がちょっと好みじゃなかったので、「D」で。全く関係ないけど。ここの、こどものTシャツも可愛かった。迷子ブレスレットも。


3歳の息子がどうしても欲しいと言ったニット帽。残念ながら作家さんの名前が分からず。。てっぺんのぼんぼりの色がいろいろあって、好きな色を選んでその場でつけてくれます。


これもなぜが息子が欲しいと言って聞かなかった指輪。KOKO KAIWAIさん。お話していると、アクセサリー作りだけでなく、グラフィックデザインの仕事もされているとのこと。
今回のススマルシェのフライヤーのデザインもされたそう。この指輪は、糸を編んだものをシリコンコーティングしているそうです。確かにかわいい。他にもかわいいものがいっぱいでした。

ちょっと元気がなくなりつつある、中津商店街。こういうイベントが定期的にここでやられていたらいいのになと思いました。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 近況


A☆CUP2015
2015/10/29 11:21

今年も行ってきましたA☆CUP!
よく、「A☆CUPってどこでやってるの?東京?」って聞かれるのですが、違います。東京からまだ遥々北へ向かった茨城県の銚子からまだ少し北に行った「矢田部」というところにあるサッカー場で毎年行われています。

矢田部はほんと海添いで、風が強く、遠景に数多くの風力発電の風車が見えるような場所です。

私の所属する「ソレッテ大阪?」メンバーは東京駅で集合し、そこから鈍行に乗って2時間半かけて銚子まで行きます。そこから宿泊所の送迎バスでサッカー場まで。という、新大阪を9時前に出てサッカー場に着くのが16時、、という7時間半の長時間移動で毎年遠征しています。まぁ、なぜそこまでして??という声も聞こえなくもないのですが、このA☆CUP、建築界にとっては重要なイベントなのです!

年に一回、矢田部に集まって一緒にサッカーをする。もちろん、ガチじゃないサッカー。
A☆CUPにはいろいろな特別ルールがあり、絶対「女子か子供を出さないといけない」、とか「MA(ミドルエイジ)と呼ばれる30歳以上をださないといけない」「OA(オーバーエイジ)と呼ばれる40歳以上を出さないといけない」という、学生だけのガチじゃない、交流試合ができるようなルールになっています。試合時間も15分ハーフ。

前夜祭では、各チームの現在の建築活動についてのプレゼン。日本だけでなく、世界でも活躍している人たちの活動を知る機会でもあります。今年も21チームが集まり、7グループ3チームで、公式戦は予選は2試合と決勝トーナメントを行いました。

ソレッテ大阪?はMA以上の割合がどんどん多くなってきていて、普段は仕事も忙しいので、なかなか練習もできないチームですが、なんと、予選2戦全勝で決勝リーグに進み、なんと、4位入賞でした!

最後の3位決定戦では、PKで負けるという、惜しい結果でした。
試合結果もさることながら、このソレッテというチームが凄いので、またチームの紹介は次の機会に。


writer:KishigamiJunko/ category:おでかけ, イベント, 近況


Timberize OSAKAに出展します
2015/10/04 23:55

ブログの更新も久しぶりですがウェブサイトの方も気がつけば更新が滞っているので、ちょっとだけ更新しました。途中で掲載されたメディア等も覚えているものは近いうちにアップします。実施図等に追われ、溜め込み過ぎましたね。。。以下展覧会のお知らせです。

建築家による木造建築模型展に出展します。

会期:2015年10月15日(木)-20日(火) 10:00- 18:00(会期中無休 / 最終日は17時まで)
会場:大阪デザイン振興プラザ デザインギャラリー
   (大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟10F)
入場料:無料
主催:NPO法人teamTimberize
   大阪府地域産材活用フォーラム
   一般社団法人大阪府木材連合会
後援:大阪府
協力:大阪木材仲買協同組合
   アジア太平洋トレードセンター株式会社
   大阪デザイン振興プラザ(大阪市・ATC)


writer:kagawa/ category:イベント, 展覧会, 近況


ワークショップに参加してきました。
2015/05/07 23:54

三月末の春の陽気を感じる週末。その一週間前に卒業式を終えたOCTの建築設計学科の学生有志が企画したワークショップに参加してきました。

「やまなみ組」と名付けられた女子二人の有志チーム。今までワークショップをしたことはなかったけど、卒業設計に取り組んでいるうちにワークショップの魅力を感じ、卒業はしてしまったけれど、学生最後に自分たちでワークショップを企画したい!というものでした。
「ダンボルームをつくろう」ということで、子供とその親が参加できるワークショップだったので、私も「参加者」として彼らを見守りに行ってきました。


段ボールや、布、紙を使い、公園内に自分の居心地のいい場所をつくります。


そしてカッターで穴を空けたり、ペンで色を塗ったり絵を描いたり、どんどんカスタマイズしていきます。


うちの子はまだ2歳なので、段ボールで何かを作るというのは無理でしたが、ペンで自由に落書きできるのがとても楽しいらしく、描きまくっていました。


少し大きい幼稚園や小学生の子供たちとなると、どんどん自由に作っていきます。あらかじめ、学生が作っていた棚のようなものが「靴箱」として子供たちの中で決められ、「中に入るときはここに靴をいれてくださ~い!」と言っていたり、子供たちの自由な創造力には驚かされました。


どんどん作られていく、子供たちの「居場所」は時に連結されたりして、まるで町のようになっていきました。


出来上がったら、最後にみんなでおやつタイム!自分の好きな場所におやつとジュースを持って行きます。

初めてワークショップを企画した彼女たちも楽しかったようで、これから社会人になってもやっていきたいとのこと。こういう活動から気づき、設計に返ることってあるんだと思います。

「やまなみ組」のこれからの活動が楽しみです!


writer:KishigamiJunko/ category:イベント


ウサギ食べるズ 大阪公演『Mélanger! めらんじぇ!』
2015/04/08 14:35

先日、知り合いの人に誘ってもらい、とある演劇?パフォーマンスを観に行ってきました。
それは、パリのビジュアル コミック サーカス・カルテット、ウサギ食べるズの大阪公演『Mélanger! めらんじぇ!』でした。
その人たちがどんな人なのか、どんな公演だったのかはリンクhttp://mangeursdelapin.com/jp/osaka/から。この公演は面白いんですが、なにより、日本の狂言とのコラボっていうのが面白い。そして、その公演には3つのプログラムがあるのですが、私たちが行った公演はキッズ向けプログラムで、同伴の小学生以下1名は無料!そして、内容も会場を巻き込むこの回だけのパフォーマンスということで、息子を連れて行ってきました。
息子にはちょっと早いかな?と思いましたが、リズム感のいい音楽と、言葉がわからなくてもちゃんと伝わってくる笑いの部分と高度なパフォーマンスに 引き込まれたようで、約2時間の公演中、ずっと私の膝の上で、リズムに乗ったり手拍子したりと、楽しんでいました。
そして、公演中何度も流れるウサギ食べるズのテーマ?ソング。 これが、耳につくw うちの子は、いまだに時々思い出して足踏みしながら歌っていますw
こういう、言葉が通じなくても感じられるパフォーマンスっていいなと思いました。ましてや、その国の伝統芸能とのコラボ。 単純に楽しかったし、また、いつか日本公演があればいきたいと思います。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 近況


ロハスフェスタ2014
2014/11/02 04:08

先日、ロハスフェスタに行ってきました!最近、よく耳にするロハスフェスタ。一度行ってみたかったので、ご近所のお友達4家族で行ってきました!  

会場には、飲食ブースや雑貨ブースがたくさんありました。食べ物はどれも美味しそうで、全部制覇したいくらいでした(^^;)ロハスフェスタだけあって、飲食のためのお皿やコップは持参するシステム。もちろんその場でリースすることもできますが、100円かかります。(食器返却時に100円リターン)食べたら、洗い場で洗って次へ。なかなか楽しいシステムです。

雑貨ブースもたくさんあって、見て回るのにはいくら時間があっても足りないくらいでした。そのいくつかのお店で、気に入ったものをゲット!


他にも、子どもたちが遊べるミニ機関車に乗れるコーナーやどうぶつふれあいコーナー。いろいろなものづくりができるワークショップコーナーもあり、一日ゆっくり遊べました!

今回はワークショップ等はできなかったので、また次も行ってみたいな~と思います。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 近況


ちびっこうべクロージング
2014/10/26 03:42

このブログでも何度かレポートしましたが、5月末のクリエイターズミーティングから始まり、7月8月9月と4度に渡る建築ワークショップと2度の全体ワークショップを行った、ちびっこうべが10月25日でクロージングを迎えました。
残念ながら、会期中にこどもたちが働いている姿を見に来ることができなかったのですが、とっても盛況だったそうです。

映像で会を振り返り、トークセッションなどもあり、関係者の人がたくさん集まって盛大な会でした!


この日は、各「ユメミセ」にクリエイターとして参加されていたシェフのみなさんのお店のケータリングが。どれも、とっても美味しいものでした!

約半年に渡って関わってきた、ちびっこうべ。これでまちがなくなってしまうのが寂しかったですが、きっとまた次回が開催されることを期待しています。


writer:KishigamiJunko/ category:WS-ちびっこうべ, イベント, 近況


ちびっこうべ「ユメミセ」建築家ワークショップ④
2014/09/29 14:13

昨日、ちびっこうべの「ユメミセ」ワークショップの建築家チームの四回目がありました。今回は、「ユメミセのを建てよう②」です!
今回のワークショップで、ユメミセを完成させることが目標です。前回のワークショップの後、私達とサポートスタッフで壁の残りの作成をして、建て方まで終わらせた中で、今回は子どもたちに「設え」をしてもらいました。

まずは、椅子の作成とカウンターの設置。>カウンターと椅子の座面になる板をコンテナに取り付けてもらいました。


その後、開口部にのれんをデザイン。その場で作りながら検討してくれました。
その結果、子どもの不器用さが逆によく見える仕上がりに。


その他にもカウンターの天板を切り出した残りの合板で、お盆作り。
それぞれに好きな絵を描いてもらいました。女の子たちが描いているのは、今回のユメミセのキャラクター、デザイナーチームの子供達が考えた「ぐるり」と「くるり」!


その後、完成間近のユメミセに看板の設置。看板の設置位置もみんなで、その場で見ながら決めていきました。


そして、最後の大イベント、クラッカーによる仕上げです。


これがどのようになったかは、是非会場で!
ということで、私達のチームはなんとか今回でユメミセを完成させることができました。いかに簡単に、子どもたちの手でつくることができるか。これを目指していたMOMチームとしては目標達成です!子どもたちと一緒に竣工を迎えられたことがなによりよかったです!
再来週11日(土)はついに、ちびっこうべ子どものまちオープンです!15の個性豊かなユメミセとその他たくさんのイベントが待っています!みなさん是非お越しください~!


writer:KishigamiJunko/ category:WS-ちびっこうべ, イベント, 近況