2016/05/18 07:08
GW明けの大安吉日、快晴の土曜日、西代町の住宅の上棟式を行いました。今回は少しお天気が心配でしたが、地鎮祭に続き快晴!!ハレの日にいいお天気だと気持ちがいいです!現場も順調!だんだん内部の空間が見えて来ました。
GW明けの大安吉日、快晴の土曜日、西代町の住宅の上棟式を行いました。今回は少しお天気が心配でしたが、地鎮祭に続き快晴!!ハレの日にいいお天気だと気持ちがいいです!現場も順調!だんだん内部の空間が見えて来ました。
先日、3年ぶりにまた建築×合宿のジュリストとして呼んでいただき、中間講評と最終講評会に行ってきました。
今回学生が6日間泊まり込んでいるのは「吹田市立もくもくの里」。「吹田市立」なので、てっきり吹田に行けばいいのだと思っていたら、なんとその施設があるのは「滋賀県高島市」!!琵琶湖の西岸地域の山の手です。その施設の最寄り駅である「近江今津」駅周辺で、地域のサーベイを通して「みんなの場所」を提案するというのが今回のジュリストであもある芦澤竜一さんからの課題。
中間講評に向かう際、敷地を知っておこうと、ちょっと早めに駅に着き、学生からもらった敷地資料を元に周辺をウロウロ。街歩きが大好きな私は最初ワクワクしていたのですが、すぐに気持ちはどんよりモードに。。というのは、、人がいないから。。歩けど歩けど人に会わない。すれ違うのは車ばかり。駅前にもあまり人がおらず、一時間に一本程度の電車が来たときだけ数十人の乗り降りがあるのみ。駅前すぐの商店街にもひと気はなく、妙に大きなボリュームで流れるJ-POPが悲しさを増していて。。
他の敷地候補地の全てにも回ってみるも、やはり人に会わない。ここに「みんな」の場所かぁ。。と主体の見つからなさに若干途方にくれながら、一時間ほどの街歩きの後、タクシーに乗って会場に。そのタクシーの中、運転手さんの話では、高校を出たらみんな町を出る。若い人が本当にいない。その理由は、とにかくここには仕事がない。昔は農家も漁師もいっぱいいたそうだが、近年は専業ではやっていけず、ほとんどの農家は兼業。それでも続けてるところは珍しいという。実際そのタクシーの運転手さんも、タクシーと農業と、あと一つ聞き逃したのだけど3つの仕事を兼業しているのだとか。
地方都市から都市部に出てくる人が良く言う、「何もない」は、単に娯楽がないということではなく、生活に一番必要な「仕事がない」という深刻な問題もあるのだと気づかされました。そんな、状況の中、学生さんたちが提案した内容はある意味、そのあたりの深刻さを振り切り、素直に「現状のいいところ」を探し、更に「こうなったらいいな」を提案したものでした。
深刻な経済的な状況、社会的な状況を無視してしまうことが、必ずしもいいことではないですが、1、2回生の参加する建築×合宿の成果としては、ある提案があったように思います。とにかくみなさんお疲れ様でした。ここで、学んだこと、つながりを大事にこれからも建築を楽しんでほしいなと思いました。
みなさんお疲れ様でした!
ブログの更新が随分滞っていましたが、4月に宇都宮の工場の検査ついでに、ずっと行きたかった「大谷資料館」に行ってきました。実は、私は前から大谷石が大好きで、修士論文で大谷石の建築を調査しようとしたくらい。(あえなくゼミで却下となりましたが(^-^;)
そして、思いは忘れられず、大谷石を使った建築→神奈川県立近代美術館→坂倉準三となり、坂倉に就職したい!と思ったほど、大谷石に魅せられていました。なので、大谷資料館へはずっと行きたかったのですが、行けておらず、今回初めて行ってきました!
とにかく、その空間は圧巻です。意図されて作られた空間ではなく、機能的に掘られていった結果できた空間が建築よりも感動的。
圧倒的なスケール感
構造を「作った」のではなく、構造を「残した」空間。
「トップライト」ではなく、地上から地下が今どこまで掘っているかを知るための穴。
かっこよすぎる。
久々にいい空間を体験した日でした。
大安吉日快晴の今日、西代町の住宅の地鎮祭を行いました。ハレの日にいいお天気だと幸先いい感じです!いよいよ3月に着工です!
内部の解体はだいぶ終盤戦になってきたので、通り側のシャッター解体に向けて、仮囲いを作りました。ず~っと解体ばかりで壊す作業ばっかりで飽きつつあったのが、やっと「作る」ことができて、なんだか達成感!とはいえ、あくまでも仮囲いなので、最終的には壊すものなのですが。。
やっぱり作るのは楽しい!!
扉は二階の物置の出入り口に使われていたものを再利用。合板の継目も角材で隠したり、既存の照明器具をダミーでつけてみたり、事務所名を描いてみたりとちょっと遊んでみた。
若干仮設にしては遊び過ぎたのか、ご近所さんには「もうできたん!」と言われたり。
まだまだ内部は解体を一旦終えた状態でこんな感じです。
これから既存図描いて計画を進めていきます!
年末に、それまでに解体した「ガラ」を一旦捨てに行きました。この日はOCTの学生や卒業生も手伝いに来てくれました!
どんどん軽トラに積んでいきます。
あっという間に二台分がいっぱいに。あおりを立ててさらに積んでいきます。
最後はロープで縛ってこんな感じに。軽トラさん頑張れ!
この日作業をしていると、たまたま近所で年末のお餅つきをしてたみなさんが炊き出しのロケットストーブで使う薪の代わりがないかと、 訪ねてきて、廃材をもらってもらいました。
役に立つ廃材の木材たち。
思いがけぬ交流もあり、やっぱりこうやって自分も参加してゆっくりと工事していくのはいいな~と思いました。
中津をよく知る人に聞くと、必ずおススメされるSOMA。カレーのお店です。
行きたい行きたいと思いつつ、お休みだったり、すごい行列だったりで行く機会がなかったのですが、先日現場で作業をしていると、お近くの情報ツウの方(←今度この方の活動も紹介します!)から「今ならSOMAに並ばずに入れますよ!」と聞き、早速行ってきました!
古い商店か民家を改装したらしき店構え。
店内にはカウンター席とテーブル席がいくつか。真ん中には真空管のスピーカーが置かれていています。メニューはいくつかあってどれも魅力的だったのですが、やはり初めてなので一番上のメニューから。「お肉のカレーと野菜のカレーのチキン」を注文15分ほど待つとおいしそうなカレーが運ばれてきました。
大きなお皿の真ん中に玄米?が盛られ、周りにカレールーとチキンと野菜のトッピングが後乗せで乗っています。
見た目からおいしそう!!そして何よりもスパイスの香りが凄い!食べてみると、「いったい何種類の香辛料が入ってるの?」と思うくらい、いろんな味が口の中に広がります。初めて食べる類のカレー。美味しい!!そんなに辛くはないですが、体は自然にポカポカしてきます。店内もエアコンが一つしかないのに、ポカポカです。そこそこ寒い日でしたが、体の底からあったまりました。いつか全種類を制覇したいです!そういえば、後から知ったのですが、お店の二階はギャラリーになっているらしく、この日も展覧会をしていたそうです。また、二階も行ってみようと思います。
近頃、テレビでも紹介されていたりする話題のショールームWALPA大阪へ、あるプロジェクトの壁紙を探しに施工チームとお施主さんと行ってきました。
かなり大きな建物。
店内は、あらゆるものが「壁紙」でできています。
この壁面も木ではなく、木目プリントの壁紙です。
そう。WALPAは壁紙のショールームです。輸入物を含め、かなりの量の壁紙のカタログがあります。
このドアもレリーフ柄の壁紙(布クロス)です。
家具にも貼られています。
面白かったのが、サンプルの3D空間に好みの壁紙を貼れるシミュレーションマシン。
この眼鏡をかけると動きが怪しくなります。。
どうやら、DIYをしたい一般の人が多く訪れるショールームらしく、壁紙張り体験もできるようです。
私たちが滞在している間にも、明らかに一般のお客さんが5組ほど壁紙を買って帰られました。私たちもなんとか壁紙を決めて発注して帰ることができ一安心。でも輸入物のため在庫がなく、納期に1か月がかかるようです。今まで、柄物の壁紙を使ったことがなかったので、なかなか決めるのが難しかったですが、お施主さんの好みに合ったものが見つかってよかったです。
ほんとに、見切れないほどたくさんおのカタログがあるので、決めれるか心配でしたが、そこはイメージと条件等を伝えると、ちゃんとアドバイザーのお姉さんがいくつかカタログをピックアップしてくれました。見るだけでもなかなか楽しいショールームでした。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。 本年もより一層尽力して参りたいと存じておりますので、何卒、昨年同様変わらぬご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
2016年 元旦
S P A C E S P A C E/香 川 貴 範+岸 上 純 子
先日、中津の中津商店街で開催されていた「ススマルシェ」に行ってきました。
中津商店街は、中津という大阪の中心部である梅田から徒歩圏内でありながら、下町情緒あふれノスタルジックな町にあります。地下鉄の御堂筋線からは徒歩5~6分程度、阪急中津駅からは徒歩3分の場所です。そんな場所に、ぼ~っとしていると通り過ぎてしまうような小さな入口の商店街があります。
その中津商店街を使って、「ススマルシェ」という、作家自らが発信し、主導していくイベントを開催していました。ススマルシェ自体は第7回目らしく、これまでもいろんな場所で開催していたようです。この中津商店街が前から気になっていて、最近ますます気になっていたところ、このようなイベントをするとのことで、早速行って来ました。
出展のお店は、少々少な目でしたが、かわいい手作り雑貨たちがたくさんでした。ついついいろいろ欲しくなって、多少我慢しましたが、この三つをゲット。
京都にお店があるという、子ども服と雑貨のブランド 『Flipps』のかわいいアルファベットブローチ。自分のイニシャルのは柄がちょっと好みじゃなかったので、「D」で。全く関係ないけど。ここの、こどものTシャツも可愛かった。迷子ブレスレットも。
3歳の息子がどうしても欲しいと言ったニット帽。残念ながら作家さんの名前が分からず。。てっぺんのぼんぼりの色がいろいろあって、好きな色を選んでその場でつけてくれます。
これもなぜが息子が欲しいと言って聞かなかった指輪。KOKO KAIWAIさん。お話していると、アクセサリー作りだけでなく、グラフィックデザインの仕事もされているとのこと。
今回のススマルシェのフライヤーのデザインもされたそう。この指輪は、糸を編んだものをシリコンコーティングしているそうです。確かにかわいい。他にもかわいいものがいっぱいでした。
ちょっと元気がなくなりつつある、中津商店街。こういうイベントが定期的にここでやられていたらいいのになと思いました。