Seoul1日目前半
2012/11/30 21:55
先日、ソウルのTOTAL MUSEUMで開催されている、日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」の展示搬入に行ってきました。展覧会や、シンポジウムについては、香川がAARhttp://aar.art-it.asia/u/official23/p4NRWtmdSikuCe9UxgbX/で書いているので、こちらでは町や建築、食べ物などについて書きたいと思います。
まず、一日目。関空から出発しました。
想像以上に小さい飛行機。飛行時間は実質1時間40分ほどです。出発時の日本の気温は朝早いのもあって10度くらいでしたが、到着したお昼前のソウルの気温は1度でした。。なんでも前日まで雪が降っていたとか。ソウルの金浦国際空港に到着後、とにかくTOTAL MUSEUM に向かうべく、地下鉄に。地下鉄で弘大入口駅まで行き、そこからタクシーと聞いていたので、とりあえず弘大入口駅へ。
その頃、ちょうどお昼時だったので、どこかお店に入ることにしました。とにかくはじめての町で勝手が分からないので、安そうで、入りやすそうなお店を探すことに。けれど、模型と大きなトランクを持ってだったので、あまり歩き回る気にもなれず、なんとなく「これって日本でいう吉野家っぽくない?」
牛丼っぽいのや、豚キムチ丼っぽいのがあって、どれも7000ウォン。だいたい550円くらい。ちょっと吉野家よりは高いですが、半熟たまごが乗っていたし、量も多めでした。入り口の看板には7000ウォンに×がされてて、なにやらハングルで書かれて6000ウォンに書き直されてたのに、我々が払ったのが7000ウォンだったということは、どうやら学生の町っぽかったので、学生は安いようです。廻りは大学生らしき学生さんばっかりでした。
味は、日本の牛丼とさほど変わらず。違うところといえば、吉野家で置かれている紅しょうががカクテキだってことくらいw日本のように、お味噌汁もついていました。一日目午後はまた後日。
writer:KishigamiJunko/
category:Seoul, グルメ, 展覧会
同じ家、違う家
2012/11/10 18:14
ソウルのTOTAL MUSEUMで開催される、日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」に出展します。
日韓それぞれ5組の若手建築家が参加し、日韓の建築家がパートナーを組み、共通のテーマで展示を行います。SPACESPACEの共通テーマは”The way of being together”、個別テーマは”inducing communication”です。実作を中心に主に6つのプロジェクトを展示します。
タイトル:日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」
Theme1: Surrounding Tales
Korea: AND (鄭義燁) Japan: 生物建築舎 (藤野 高志)
Theme2: Gathering and Living
Korea: WISE (張永澈, 全淑姬) Japan: 成瀬猪熊建築設計事務所 (成瀬 友梨, 猪熊 純)
Theme3: living IN.EX urban
Korea: DIA (鄭賢妸) Japan: 大建met (布村葉子, 平野勝雅)
Theme4: The way of being together
Korea: Design Group OZ (申丞秀, 林相進, 崔宰源) Japan: SPACESPACE (香川貴範, 岸上純子)
Theme5: The Synthesis of Form
Korea: SAAI (朴昶炫, 李眞旿, 任泰柄) Japan: 藤村龍至建築設計事務所 (藤村龍至)
コミッショナー:林宰用(韓国), 曽我部昌史(日本)
会場:TOTAL MUSEUM (韓国・ソウル)
465-16 Pyeongchang-dong, Jongno-gu, Seoul, Korea
会期:2012年11月16日[金]-12月09日[日]
時間:11:00-18:00|月曜休館
URL:http://www.totalmuseum.org
writer:kagawa/
category:Seoul, 展覧会
電話でのお問い合わせにつきまして
2012/10/25 21:43
理由はまだ良く判らないのですが、電話が途中で切れてしまう場合があるようです。携帯電話に直接掛けていただくか、問い合わせ等は一度メールを送っていただく方が、無難かもしれません。現在対応中ですので、よろしくお願い致します。
writer:kagawa/
category:お知らせ
情報化社会の危うさ
2012/10/17 02:56
今日の授業での出来事。住宅設計課題の宿題で、単位寸法(お風呂、トイレ、キッチンなどの寸法)を調べてくることを課したところ、2/3の学生はきちんと資料集成や、建築雑誌などから抜粋したものを提出していたけれど、1/3がとあるサイトを出力したものだった。
これが、ま~よくできた資料で、計画の教科書になるんちゃう?っていうくらい、住宅の各部の寸法がおさえられている。これがサイトで無料ダウンロードできるんだから今の時代は凄い。
よくよく、他の先生たちと資料の内容をみていると、ほんとよくできているんだけど、ところどころに「??」な記載がある。
というのは、例えば、
「玄関ドアの吊り元が靴箱側に取れない場合はドアと収納家具との間は200mm以上の空きをとる」
と書かれてある。
これは、計画学的寸法でもなんでもない。別に200なくたって大丈夫なはずだ。
じゃぁ、なぜこんなことが書かれているのか。
そこで、いったいこのサイトはどこが運営してるんだ?ということになって見てみると、
そのサイトというのは「すむすむ」http://www.sumu2.com/というサイトの中の 「間取りづくりですぐに役立つ」でパナソニックが運営している。
そこで、いろいろ納得。
さっきの例なども含め、ここに書かれている寸法は、一見計画学的寸法かと思いきや、パナソニックの製品が納まるための寸法なのだ!
よくよく見ると、そこに描かれている挿絵の中の建材や家電も全部パナソニックのもの。
洗面脱衣スペースの寸法にしてもそう。パナソニックのドラム型洗濯機が入り、パナソニックのシステム洗面化粧台が納まる寸法なのだ。
それが、あたかも、住宅設計においての当たり前の寸法のように書かれている。
そう、これを見て、例えば建売業者や設計者が設計すれば、そこにぴったりとパナソニック製品が納まるわけ。
パナソニックは電化製品だけじゃなく、ドアや収納家具などの住宅建材も多く扱っているから、それらの製品を「売る」ための資料なのだ。
こりゃ凄い。
一見すると、そのウラがわからないとこが凄い。
これは、きちんと学生にこの資料の危うさを説明しないと!ということで、注意と説明をしたけれど、
今回、私たちはこのような宿題を出したから、たまたまこのサイトを知ったわけで、きっとどこの大学や専門学校の学生も住宅設計の課題でこのサイトに行き着く子がいるだろう。
そして、いつの間にか、不思議な寸法で設計していく学生が増えていくんだろう。
どこの学校も注意が必要な気がする。
決して全部が悪い資料じゃない。
でも、誰か分かっている人間が、この資料の見方を教えてあげないといけない気がする。
writer:KishigamiJunko/
category:近況
100 Osaka展
2012/10/05 14:51
江之子島で行われる「100 Osaka展」に出展します。
江之子島文化芸術創造センター グランドオープン企画「Be Creative Festival 2012」の中の企画展です。今回は建築作品の展示ではありません。ある大阪の風景の写真を展示してます。是非お越しください。
100 Osaka展 vol.1
概要:大阪を拠点に活躍する様々なジャンルのクリエイター(創造人)が、それぞれのユニークな視点で見いだしたOSAKAを展示します。従来のステロタイプな大阪イメージとは異なる、100人の創造人による、100通りのクリエイティブな大阪。「100の大阪」の展示は同時に、「創造人100人」を紹介する展示でもあります。
会期:2012年10月9日[火]-10月28日[日](月曜休館)
時間:11:00-19:00(ただし10月19日(金)は17:00まで)
会場:4Fルーム1
入場料:無料
writer:kagawa/
category:展覧会
ママ友ランチ情報1
2012/09/07 15:16
writer:KishigamiJunko/
category:グルメ
立ち呑みコミュニケーション
2012/08/24 13:25
先日、私のお気に入りの立ち呑み屋『てんまや』に産後久しぶりに行きました。
その日は、てんまやで知り合い、この8月で転勤で東京に戻ってしまうIさんの送別?という名目。結局、あまりに久々に行ったので、他の常連さんたちにも久々に会い、なんやかんやIさんと話した時間は少しだけという結果になりましたが。。。
そのとき、Iさんがおっしゃっていたことで、大阪の立ち呑み屋の魅力を再確認しました。東京出身のIさんは始め、立ち呑み屋で『誰かに話しかけられること』が凄く嫌だったそうです。東京でも立ち呑み屋にはよく行かれてたそうですが、そこでは、『見ず知らずの人が話しかけてくる』なんてことはなく、お客さんそれぞれが自分のペースで飲む場だったそうです。
それが今では、「こっちにいっぱい知り合いできたし、東京に戻ってもちょくちょく遊びにくるよ!」と言ってくれるほど、大阪好きになってくれました。でもやっぱり、最初Iさんは大阪の立ち呑み屋で『見ず知らずの人が話しかけてくる』ことに凄く抵抗があったそうです。そういえば一年ほど前、私がIさんと知り合った頃、「大阪の女の人って口調がきついから苦手なんだよね」とか言ってました。ちゃんと「じゅんちゃんの大阪弁は柔らかいから大阪弁の印象変わったけど」ってゆってくれましたがw
そう、大阪の立ち呑み屋では、『見ず知らずの人が話しかけて』きます。私も話しかける人です。そのコミュニケーション方法はいろいろですが、私も基本一人で行くし、一人で来る人も多いので、まずは一人もの同士のコミュニケーションから始まります。
「お一人ですか?」「よくこの店には来られるんですか?」などから始まり、ちょっと打ち解けてくると、「お名前は?」とか「職場か家がこの辺なんですか?」など、ちょっと踏み込んだ話に。とはいっても、名前もニックネームであったり苗字だけだったりとフルネームを知ることなんてほとんどありません。
職業なんて、最初ほとんどみんな口にしません。何度か会ううちに、「あ、この人はこういう仕事してるっぽいな~」って想像する程度です。(最近Facebookが飲み仲間の間でも浸透してきて、そこでフルネームを知る、職業や日常を知る。なんてことがしょっちゅうです)そして、このコミュニケーションの中で重要な役割を果たすのが『瓶ビール』です。
隣に『瓶ビール』を飲んでる人がいたら、自分も『生ビール』じゃなく『瓶ビール』を注文します。それも、隣の人と同じ銘柄を。
そして、隣の人のグラスが空になったら、自分のビールを「どうぞ」と注ぐ。そして注ぎ合いとなります。『瓶ビール』は共有できる唯一の飲み物です。
料理も、これは一人ではちょっと多いなと思ったら、「少しどうですか?美味しいですよ」と共有する。時には、「これ、こっちにつけといて~」とご馳走していただいたりもします。
こうやって、話しかけたり、話しかけられたりが起こります。立ち呑み屋に来る人は、年齢も職業もバラバラ。共通点はただ「一人でも酒が飲みたいくらい、お酒好き」ということくらいじゃないでしょうか。そんな人たちが、そこで出会い、いつの間にか一緒に山に登ったり、BBQをしたり、甲子園に行ったり。時には別のお店に一緒に行ったり。私も立ち呑み屋で知り合った女友達とランチをしたり買い物に行ったり。そこ以外の場所での交流も生まれます。
こういうコミュニティってとても特殊だけど大事だと思っています。バラバラだからこそ、視点も違い話していて面白い。そもそも、私の立ち呑み屋好きは、坂倉にいた頃に始まります。私のツイートにも何度か出てきてると思いますが、京町堀にある『こはくはこ』が私の立ち呑み屋デビュー。そして立ち呑み屋の魅力を教えてくれたお店です。
さすがに最初は私も一人で立ち呑み屋にいくなんて勇気はありませんでした。けれど、ずっと 『こはくはこ』 が気になっていたので、職場の上司にお願いして一緒について来てもらったのが最初でした。そこからは、一人で「晩御飯」という名目で仕事の合間に通う日々w『こはくはこ』 のお客さんたちも、もちろんマスターもママもとてもいい人で、お店の雰囲気は毎日行きたくなるくらい賑やかで活気にあふれています。
そんな 『こはくはこ』 で私はいろんな人に出会い、お酒をついだり注がれたり、いろいろご馳走になったり、そしていろんな話をし、楽しい時間をたくさん過ごしました。私の結婚式二次会には、常連仲間が来てくれたほど仲良くなりました。けれど、結婚&退職とともに京町堀から離れ、あまり「こはくはこ」にはいけなくなってしまい、新天地「天六」で立ち呑み屋を探していました。
そこで、初めて一人で入ったのが『泰三屋』。最近はほとんど行かなくなってしまいましたが、魚がおいしい、いいお店です。
その後、半年くらいして、泰三屋の近くに「てんまや」がオープン。冷やかし?に泰三屋の常連仲間とオープン当日に「てんまや」に行ったのがきっかけで、いまではすっかり「てんまや」好きになってしまいました。
とにかく、なんとも頼りなさげ?に見える店長と、それをほっとけない仲間が集まるお店です。そんな店長も料理をさせたら、和洋中なんでもいける。とにかく料理がおいしい。そして安い!そして、立ち呑みの魅力、そこで繰り広げられるコミュニケーションはプライスレス!です。
きっと、他にもたくさんこんな立ち呑み屋さんはあると思います。みなさんも、一度立ち呑みに「お一人さま」で行ってみてください。きっといい出会い、新しい発見があるはずです!
writer:KishigamiJunko/
category:グルメ, 近況
竣工写真撮影
2012/08/23 12:20
先日、ある物件の竣工写真を撮りました。
カメラマンはいつもお願いしている鳥村鋼一さんです。この一週間はお天気が不安定だったので当日の天気を心配していたのですが、天気予報では前日まで「曇り」の予報。降水確率も20~30%。延期か??と思いながらも、当日朝に判断しようということになり朝を迎えると、見事に青空!!
ということで急遽決行にまりました。夏の天気は本当によめません。。とにかく、よかった!ということで撮影に向かい、午前中の撮影を猛暑の中汗だくになりながらも無事終えて、2時頃一旦休憩をとりました。しかし、食事をしていると、みるみるうちに空が黒くなり始め、突然大粒の雨。。雷も。。空が広い場所だったので稲光が鮮明に見えました。それも何度も。。急変でした。。傘も持って来ていない。どうしようもなくお店で待機していました。しばらくして、ちょうど午後の撮影再開の時間に近づいてきた頃、雨が小降りになりだしたので、とりあえず現地へ。大切な外部の撮影は、午前中に終えていたのでなんとかなったのですが、それにしても最近の天気は急変しますね。
昔はこんなことなかったと思うけど。ちょっと異常ですね。
writer:KishigamiJunko/
category:近況
あべのキューズモール
2012/08/09 21:25
今日、うちの息子くんを連れて、中高時代の同級生と、あべのキューズモールに行ってきました。
キューズモールは、なんと、無料でベビーカーを貸してくれます!初の利用だったのでびっくりしましたが、最近はそういうショッピングモールがほとんどのようですね。これがあれば、現地までは抱っこ紐で身軽に行くことができます。うちの子はまだ2ヶ月で首も据わってないので、フラットになるベビーカーしか乗れないのですが、貸し出ししてくれるベビーカーは、首すわり前の子にも使えるものでした!
初ベビーカー乗車をした息子くんはご機嫌w
でも、貸し出しのベビーカー、クッション性があまりよくないのと、レザー(ビニール)?なので通気性がよくないので、夏はスポーツタオルを敷いてあげた方がいい感じです。友達にあらかじめ教えてもらってたので、大助かり。
あと、キューズモールは通路部分がとても広いので、ベビーカーを押してのお買い物がしやすい!友達と並んでベビーカーを押しても全然余裕の広さです。そして、ところどころに休憩できるソファがあるし、なんといっても、授乳室などのベビー施設が揃っています。オムツ替えベッドや子供トイレはもちろん、ミルク用の70度のお湯も置いてあるし、体重計、身長計もあります。
ベビーカーを押していると、縦の移動が大変ですが、エレベーターがいい具合に中央動線から離れていて、利用者が少なく、待たずにスムーズに乗れます。エレベーターって、中央動線に近いところにあると、エスカレーターでいいやん!って人もエレベーター待ってたりして、なかなか乗れなかったりするんですよね。
それに、小さい子連れは食事も大変。まず、入れるお店を探すのが大変です。けれど、キューズモールは広いフードコートがあるのはもちろん、今日入ったカプリチョーザもベビーカー二台連れでも大丈夫な座席配置でした!これはすごくありがたい。ついつい長居してしまいましたが。。
とにかく、初ショッピングお出かけには、キューズモールは100点でした!今日は、初のお出かけで、ベビーカーを押しながら写真を撮る余裕がなく、写真がないですが、これからは写真つきで報告できればと思います。
これから、いろいろ出かけて、子育てママ目線でもいろんな建物をみていこうと思います。
writer:KishigamiJunko/
category:近況
archiforum in OSAKA 2012-2013
2012/07/23 11:20
関西のレクチャーシリーズ、アーキフォーラムに参加します。
これまでとは違って、コーディネーターが毎回変わり、講演よりは議論をメインにしたシリーズとなりました。また、会場をde sign deに移し、大々的にリニューアルされる予定です。僕は、第1回と第7回に出演します。
archiforum in OSAKA 2012-2013 連続レクチャーシリーズ、シリーズテーマ:「新しい建築のことば」
是非お越しください。
会場:中之島デザインミュージアム de sign de (大阪市北区中之島5-3-56 中之島バンクスEAST) 定員:80名(当日先着順) 参加費:一般1000円 学生500円 問合せ:柳々堂書店 tel:06-6443-0167 URL:http://www.archiforum.jp/
第1回:長谷川豪 × 香川貴範 「スタディの可能性」
2012年9月29日(土)17時~19時
第2回:中坊壮介 × 田頭章徳 「普通であるということ
2012年11月17日(土)17時~19時
第3回:森田一弥 × 金野千恵 「固有性と普遍性」
2013年1月26日(土)17時~19時
第4回:メジロスタジオ × 畑友洋 「他者性の実装」
2013年 2月23日(土)17時~19時
第5回:長坂常 × 今津康夫
2013年3月30日(土)17時~19時
第6回:中山英之 × 島田陽 「知覚と認識について」
2013年 4月27日(土)17時~19時
第7回: 香川貴範×田頭章徳×金野千恵×畑友洋×今津康夫×島田陽 「シンポジウム」 2013年 5月25日(土)17時~19時
writer:kagawa/
category:archiforum