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北山善夫「生きるための主題」展
2013/09/14 17:37

みずのき美術館から次回展覧会のご案内を頂きました。

みずのき美術館1周年記念 北山善夫「生きるための主題」展
京都府亀岡市在住の北山は、作家としての国際的なキャリアと豊かな芸術経験を持つと同時に、個人の内省的作業として「生」と「死」についての考察を深く重ねてきました。
当美術館では2012年10月の開館以来、個人の深い内面、すなわち無意識について、創造性の高い表現との出会いをとおして探求することを目指してきました。北山が作品で扱う根源的なテーマは、当美術館の目指すところと親和性があり、1周年という記念すべき機会に際して、我々が新たな挑戦へと向かうための道標となってくれることと信じます。

展覧会概要
タイトル:北山善夫「生きるための主題」展
会期:2013年9月14日(土)~11月3日(日)
日時:10:00~18:00
休館日:月・火(但し、祝日の場合は開館)
料金:一般400円/高大生200円/中学生以下無料
主催:みずのき美術館
企画協力:森 司

関連企画
■トークセッション
2013年9月14日(土)15:00~16:00
スピーカー:北山善夫・保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
司会:森司
■オープニング・レセプション
2013年9月14日(土)16:00~18:00
会場:みずのきカフェ(美術館向かい)


writer:kagawa/ category:お知らせ, イベント


ワークショップ「堀田さんの家・私の家・私たちのマチ」
2013/07/30 12:03

先週の日曜日、亀岡にある「みずのき美術館」でワークショップをしてきました。
今みずのき美術館では、堀田哲明さんの個展が開かれています。堀田さんの絵のほとんどは「家」がモチーフになっているのと、とても鮮やかでカラフルな色が特徴です。その堀田さんの絵を建築の視点で見たら面白いのではないかというワークショップの依頼でした。
そこで私たちは、堀田さんの絵の中の家を立体的に立ち上げる過程で、スケールをイメージしてもらい、家の中がどんな間取りになっているのかを想像し、絵では見えていない他の面はどうなっているのかを考えてもらうワークショップを企画しました。

参加者は3歳から60歳くらいまでの幅広い方々で、建築関係の方は皆無wそんな中、なんとかそれぞれひとつずつ、堀田さんの家のような「私の家」ができました。<



そして、その後それら「私の家」がたくさん集まった「私たちのマチ」をみんなでつくりました。「どこに道をつくる?」「私の家の前は芝生の庭」とか話しながらどんどんマチをつくっていきました。




予定の時間が過ぎても、みんな切ったり貼ったり。夢中になってくれていました!
今回は親子参加が4組もいて、子供たちも5人もいました。みずのき美術館が町にあるおかげで、幅広い世代が交流出来ていいですね。
本来、公共施設ってこうあるべきなんだろうな~と思わされる場所です。堀田さんの展覧会は9月1日まで。今回のワークショップの成果も美術館向かいにある「みずのきカフェ」に飾ってあるのでこちらもあわせてどうぞ。


writer:KishigamiJunko/ category:WS-みずのき, イベント, 講演, 近況


住まいをデザインする顔展 トークセッション
2013/06/25 23:06

先日の週末、展覧会会場のある住まいのミュージアムの3Fホールで、出展者によるトークセッションが行われました。
谷先生を司会に、選定委員の三人の先生方が壇上に、我々30代の出展者も会場に待機し、簡単に出展物の説明の後、三人の先生方がそれぞれ建築への思いと、我々30代への問いかけを語ってくださいました。

約一時間半のトークセッションで感じたのは、やはり世代の違いによる「建築」の捉え方の幅の違いでした。


その後展覧会会場に移動して、各出展者が来場者の方々といろいろなお話をさせていただく場ができました。満員御礼!!


この日だけで400人の来場があったらしいです。会期も残り一週間。できるだけ多くの人に見てもらえればと思っています。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 展覧会, 講演, 近況


堀田さんの家・私の家・私たちのマチ
2013/06/17 16:35

みずのき美術館で開催される、堀田哲明展「たくさんのひとつの家」の会期中にワークショップ講師を務めさせて頂きます。堀田哲明さんという、ある時からずっと家を描き続けてきた人の個展です。
画家による家の展覧会(建築展)。必見かと思います。是非ご参加ください。

ワークショップ 「堀田さんの家・私の家・私たちのマチ」
画用紙の中の堀田さんの「家」。大きさは? 住んでいるのは誰? ほかの家は?建築家SPACESPACEさんと一緒に、堀田さんの家、私たちの家が建つマチをつくってみましょう。
日時:7月27日(土)13:00~17:00
会場:みずのきカフェ
講師:SPACESPACE(www.spacspac.com
料金:無料
定員:25名(参加申込は、みずのき美術館まで)

以下、展覧会の概要です。
堀田哲明展 たくさんのひとつの家
開催期間:2013年6月22日(土)~9月1日(日)
開館時間:10:00ー18:00 休館日:月曜日・火曜日(但し、祝日は開館)
会場:みずのき美術館・みずのきカフェ(やまざき商店2階)
入館料:無料
主催:京都府・みずのき美術館
監修:保坂健二朗
監修者によるギャラリートーク
日時:7月20日(土)14:00~16:00
定員:40名(申込不要)

2012年10月に、乾久美子さんによる設計(リノベーション)で亀岡の商店街にオープンしたみ ずのき美術館。
3つ目の展覧会となる今回は、はじめての個展となります。選ばれたのは堀田哲明さん。1949年に生まれた方で、ある時からずっと家を描き続けてきました。
基本的に一枚に一軒の家。屋根の大きさ、窓の数はさまざま。塗り分け方も自由で、時々家の向きを変える。その結果、たくさんの家が生まれました。そんな堀田さんの作品を見ていると、「家って、こんなに豊かな表情を持つことができるんだ」「おお、こういう色使いもありえるのか」と驚かされることしばしばです。
だから、この展覧会は、色彩の秘密を知りたい人や、豊かな建築をつくりたいと思っている人に、是非見てほしい。そして、展示された何百もの「家」を前にして、なぜ堀田さんがこれほどまでに家を描いたのかについて、ちょっと考えをめぐらしていただければ幸いです。
ちなみに今回出品されるのは、すべてみずのきが所蔵する作品ですが、堀田さんの「家」は、アール・ブリュット・コレクションという、スイスはローザンヌにある美術館にも収蔵されています。お見逃しなく。
保坂健二朗(本展監修者、東京国立近代美術館主任研究員)


writer:kagawa/ category:WS-みずのき, お知らせ, イベント


倉方塾 関西建築・新世代
2013/06/17 16:23

中之島デザインミュージアム(de sign de)で開催されている、倉方塾に登壇します。今期のテーマは関西建築・新世代です。是非ご参加ください。

期間:5月~8月までの5回シリーズ(火曜日、水曜日)19:00~21:00
5月29日(水) 河井敏明/6月25日(火) 芦澤竜一/7月09日(火) SPACESPACE/8月07日(水) アルファヴィル/8月28日(水) dot architct
会場:中之島デザインミュージアム
定員:80名(当日受付の方は予約者の入場終了の後に入場)
参加費:各回 一般1,000円・学生500円(修成建設専門学校の学生は無料)
予約方法:件名に「倉方塾」と明記し、参加希望の開催日程、お名前、連絡のつく電話番号、Eメールアドレスをinfo@designde.jp宛にお知らせ下さい。追ってご返信します。

建築史家・倉方俊輔を塾長に、建築・都市の新しいフィールドを大阪で結わえる連続セミナー。「倉方塾」2013年度前期のシリーズでは、前回に引き続き、関西の若手建築家にスポットを当てます。建築をつくる意味が問われている今、みずみずしい道を開拓している方々に、自らの建築活動を分かりやすい言葉でお話しいただきます。「~と建築」という古くて新しい問題を通じて、建築の「関わり方」の現在が多様に浮かび上がることでしょう。塾長との対話を媒介に、思考の場を会場と共有していけたらと思います。
コーディネーター・塾長 / 倉方 俊輔


writer:kagawa/ category:お知らせ, イベント, 講演


濱口竜介プロスペクティブ in Kansai
2013/06/10 11:39

濱口竜介プロスペクティブ in Kansaiが6/29から始まります。
関西圏の6箇所、大阪では十三の第七藝術劇場で開催されるようです。建築家の中山英之氏も推薦文を書いてますので、建築関係者はこの機会に是非。TSUTAYAにはまだ無いかと思います。
先日「なみのおと」と「PASSION」を見ました。前者は東日本大震災についてのドキュメンタリーですが、マイケル・ムーアのような感じでは無く、村上春樹のアンダーグラウンドを読むような静かな感じです。後者は言葉がとても繊細に描かれた作品でした。

第七藝術劇場
〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073
http://prospective.fictive.jp

6/29 [土 ] 20:40~ THE DEPTHS 23:15~ PASSION+親密さ
6/30 [日] MISSING+不気味なものの肌に触れる
7/01 [月] Friend of the Night+永遠に君を愛す
7/02 [火] THE DEPTHS
7/03 [水] 何食わぬ顔(long ver.)
7/04 [木] 親密さ(short ver.)
7/05 [金] THE DEPTHS
7/06 [土] PASSION
7/07 [日] THE DEPTHS
7/08 [月] 親密さ(short ver.)
7/09 [火] 何食わぬ顔(short ver.)+永遠に君を愛す
7/10 [水] Friend of the Night+不気味なものの肌に触れる
7/11 [木] 何食わぬ顔(long ver.)
7/12 [金] はじまり+不気味なものの肌に触れる
全日 20:40~レイトショー、6/29[土]のみ 23:15~オールナイト


writer:kagawa/ category:お知らせ, イベント


みずのき美術館のイベント
2013/03/18 11:33

先日講演させて頂きました「みずのき美術館」より、下記のイベントをご案内頂きました。是非。

「HOME PARTY」
みずのき美術館が迎えるはじめての春。友人同士が集まったホームパーティーのように、リラックスした空間で、春の日差しとともにゆらぎ、影響しあう表現をお楽しみください。

日時: 2013年3月23日(土)・24日(日) 10:00~18:00
入館料: 無料
会場: みずのき美術館・やまざき商店2階
詳細: http://www.mizunoki-museum.org/news0323/

出展・出演者:
今村遼佑/河合晋平/砂連尾理/平野智之/丸毛浩嗣/宮川佑理子/森太三/森川大輔/吉川敏明

関連イベント
●砂連尾理ダンス公演 23・24日ともに15時~(約30分)
●ワークショップ「オルブミメシス・ヨーブの創り方 ー玉浮き存在物“オルブミメシス・ヨーブ”をつくってみよう!」
日時: 24日(日)13時~14時半 会場:やまざき商店2階
講師: 河合晋平 定員:20名(先着順)/無料
→ WSで制作した存在物は、河合本人が仕上げ作業を行います。お渡しは、約2週間後となります。
→ 受付・詳細はみずのき美術館までご連絡ください
● アーティストトーク
23・24日ともにダンス公演終了後(15時半ごろ)

「京都府庁旧館観桜祭「Musse Acta」出展」
巡回展「集積と解放」/ 二井貞信「石」

日時: 2013年3月29日(金)~4月7日(日) mon-thu10:00-17:00/ fri-sun10:00-20:00
会場: 京都府庁旧館 1階廊下・2階会議室K

出展者: 北川善貴/花岡伸宏/山崎孝

関連イベント:
●ワークショップ「ブリコラージュで立体作品を作ってみよう」
講師: 花岡伸宏
日時: 3月30日(土)・31日(日)随時自由にご参加いただけます


writer:kagawa/ category:お知らせ, イベント


岸上が建築×合宿2013のジュリストを務めます。
2013/03/06 17:30

岸上が建築×合宿2013のジュリストを務めます。

日時:2013年3月14日~20日
場所:近畿大学
中間講評会・中間エスキス:2013年3月16日 14:00~
最終講評会:2013年3月20日 9:40~
ジュリスト:岸上純子 納見健悟 吉澤生馬(五十音順)

『建築× 合宿は、関西を中心とした全国の建築系学科の1 ~ 2 年生の学生が毎年春期に集りグループを組み、会場である近畿大学の製図室に1 週間泊まり込むという形式で設計課題に取り組むワークショプです。
会期中間、最終日に講評会を行い、著名な建築家や構造家の方を講師としてお招きし、作品に対しての審査と講評を頂きます。(過去にお越し頂いた講師:谷尻誠さん、石上純也さん、T N A さん、藤村龍至さん、手塚貴晴さん、千葉学さん)
また、運営については参加学生がスタッフとなり、企画のプロデュース、広報、講師の先生方のお誘いや会場設営まで、すべてを手がけています。』(建築×合宿2013 概要より抜粋)

このイベントは、私が学生の頃やっていた、即日設計の団体が10年を経て大きくなったものです。今年はその10年目の年ということで、創設時のメンバーである私と納見健悟さん(コンストラクションマネジャー/あるく総合研究所代表)さんと吉澤生馬さん(インテリアデザイナー/PROCESS5 DESIGN代表)がジュリストとして呼んでいただくことになりました。
立ち位置の違う三人が、様々な建築に対する価値観について議論しながら講評できればと思っています。その異なる立ち位置を生かした課題も打合せを重ね検討しています。
ジュリストの人選もさることながら、プログラムでも最後にトークセッションが組み込まれるなど、今までの建築×合宿とは違ったものになるようです。講評会やトークセッションは合宿参加者以外からの参加も可能かと思うので、みなさま是非。


writer:KishigamiJunko/ category:お知らせ, イベント


みずのき美術館
2013/02/26 21:49

先週は怒涛のレクチャーウィーク!自分たちがしゃべる会2つに、聞きに行く会3つ。
まずは、昨日のみずのき美術館でのレクチャーから遡っていきたいと思います。昨日は、京都府亀岡市で乾久美子さんが設計された「みずのき美術館」で、乾さんとの対談。「小さな都市と建築」というテーマ。
まず、私たちからテーマに沿って自分たちのプロジェクトをいくつかプレゼン。次に、乾さんからもプロジェクトをプレゼンしていただき、その後少し質問という会でした。





まず、会場のみずのき美術館。町屋を改修した美術館でなんとも居心地がいい。亀岡市内にある町屋に京都の町屋のような統一した形式がないことから、形式にこだわらない改修がされていて、それがとてもおおらかな空間をつくりだしていました。


空間もおおらかでしたが、スタッフの方々もとてもおおらかであたたかく、場がますますいきいきしていました。きっと、建築と人があいまってより素晴らしい場所になるのでしょう。これからますますあの場所がまちの人たちをつなぐ場になりそうな気がしました。
レクチャーの中でも話したのですが、まちをデザインしていくのに人の関わりをどうデザインするのかということが大切だと思っています。人がどう関わり、どのようなことをするのか、それを受け止める建築があればまちもきっと活気付きます。
みずのき美術館はそのような場所になる可能性をたくさん秘めた場所でした。これから、ここをきっかけにまちがどう変わっていくのか、また見に行ってみたいです。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 建物見学, 講演, 近況


「小さな都市と建築」乾久美子 × SPACESPACE
2013/02/01 12:55

京都府亀岡市にあるみずのき美術館で、乾久美子さんとトークイベントを行います。美術館は乾さんの最新作です。是非ご参加ください。

開館記念トークイベント「小さな都市と建築」乾久美子 × SPACESPACE

街は建物の誕生をどう受け止めるのか―大きく切り取られた窓に映り込む街の日常を記憶し、新たなストーリーを紡ぎ始めたみずのき美術館と、この小さな美術館を迎えた小さな都市との関係について、建築家・乾久美子がSPACESPACEの香川貴範、岸上純子を交えて考察する

みずのき美術館開館記念トークイベント
「小さな都市と建築」乾久美子 × SPACESPACE
日時:2013年2月24日(日)14:00 – 16:00
会場:みずのき美術館2階 〒621-0861京都府亀岡市北町18
料金:無料(入館料別途)
定員:50名


writer:kagawa/ category:お知らせ, イベント, 講演