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SPACESPACE


DESIGNEAST04 KIDSCAFE 設営編
2013/09/17 17:30

DESIGNEAST04にて、今年は私、岸上純子が木村松本建築設計事務所の松本尚子さんと新ユニットMOM(マム)を結成し、KIDSCAFEの会場構成を担当させてもらいました。

MOMは2012年に第一子を出産した二人によるママ建築家ユニットです!今回は設営編です。

DESIGNEASTの中のKIDSDCAFEとして考える上で意識したのは、「状況をつくること」と「材料」です。「材料」は、「素」のもので、一見いらないものに見えるけど、見方を変えるととてもいい「素材」になるものがいいなと思っていました。また、こどもたちがゆっくりくつろいだり遊ぶ場として、作りこまれ完成されたものではなく、そこに来る子どもたちが徐々に参加することによって、場所が作られていくような場になればと思っていました

そこで、「材料」は「木の枝」としました。とある小雨の降る週末に、蚊の襲撃にあいながら公園で拾い集めた木の枝。枝の組み方の粗密のスタディーを現地でしながら、必要な分量の枝を拾い集めました。


そして、現地での設営日前二日間、ドットアーキテクツさんの事務所下を借りてその枝たちをペンキで塗装。地道な作業を学生さんたちが頑張ってくれました!


そして、設営1日目。会場となる名村造船所跡地での設営前の枝配置を確認します。一箇所ぽっかりと空いた場所や、枝の組み方の粗密によって、場をつくります。そして、軸となる太くて大きな枝を吊って行きます。

脚立に上って吊るグループ、手の届く範囲を釣るグループと手分けして吊っていきました。

吊元は、大きな枝は梁から、少し細く長い木は600グリッドで配置したマグネットフックからテグスで吊っています。


日が沈んだ頃、やっと空間が見えて来ました。


そして、設営一日目終了。7M×9Mの楕円形の平面で、低いところが1500、中央の一番高いところが2500という、天蓋のような形状が徐々に見えて来ました。

二日目。1日めに引き続きボランティアの学生さんがいっぱい入ってくれて、少し細めの木をどんどん組んでいきます。


そして、日も暮れる頃、全ての枝が組み上がりました。KIDSCAFEというサインもついて、枝部分は完成!その後、深夜にスタッフの加藤くんたちが頑張ってくれて、床のダンボールパネルが施工されて、DESIGNEAST初日にはこんなに素晴らしい場所が完成していました!

(初日の朝、バタバタしていて、ちゃんと全貌の写真が撮れていませんでした。。。)


実は、この天蓋。白い枝だけでできているように見えますが、よーくみると、かわいいオブジェがところどころにあるんです。


今回、このプロジェクトに、アーティストのいりえみなこちゃんに協力してもらい、イラストとオブジェをつくってもらいました。初日のこの場所の状態は、白い枝のところどころに枝と同化するような、でも枝をいろいろなものに見立てさせてくれるオブジェでできた空間です。
白い枝を使って場所をつくると決めたとき、いりえさんのイラストがイメージにぴったり合うと思い、スケジュールの厳しい中お願いして本当によかったと思える仕上がりになりました。

初日の状態もとてもよかったのですが、この場所が会期の3日間、さまざまな子どもたちが参加することでどのように変わっていったかは次回のブログまでお楽しみに。

とっても魅力いっぱいの場所になりましたよ。それでは次回。


writer:KishigamiJunko/ category:WS-DE, イベント, 展覧会, 近況


住まいをデザインする顔展 トークセッション
2013/06/25 23:06

先日の週末、展覧会会場のある住まいのミュージアムの3Fホールで、出展者によるトークセッションが行われました。
谷先生を司会に、選定委員の三人の先生方が壇上に、我々30代の出展者も会場に待機し、簡単に出展物の説明の後、三人の先生方がそれぞれ建築への思いと、我々30代への問いかけを語ってくださいました。

約一時間半のトークセッションで感じたのは、やはり世代の違いによる「建築」の捉え方の幅の違いでした。


その後展覧会会場に移動して、各出展者が来場者の方々といろいろなお話をさせていただく場ができました。満員御礼!!


この日だけで400人の来場があったらしいです。会期も残り一週間。できるだけ多くの人に見てもらえればと思っています。


writer:KishigamiJunko/ category:イベント, 展覧会, 講演, 近況


ギャラリートーク
2013/06/10 19:00

現在、大阪市立住まいのミュージアムで開催されています「住まいをデザインする顔」展の会場にて、先日ギャラリートークをさせていただきました。当日は、どれくらいの人に来ていただけるのかが少し不安でしたが、多くの方にご来場いただき、約一時間ほどお話させていただきました。

私たちが展示している4つの仕事を通して、建築への考え方やまちへの考え方、特に今回は「住まい」に対しての考え方についてお話させていただきました。

来ていただいてた方に、女性が多く、建築の専門じゃない人も多かったこともあり、建築論というよりは、「住まい」や「住まい方」、ひとつの住宅ができあがるまでの経緯やお施主さんとの対話などについて、お話しました。このギャラリートークでも感じたのですが、今まで私たちが経験した展覧会とはかなり違い、建築の専門ではない人がかなり見に来られていて、そういった方々がとても興味を持って話を聞いてくださることに、嬉しくなりました。この時も、隣におられたおばさま方三人が、特に頷きながら聞いて下さったことが印象的でした。また、この時にOCTのOBや現役生が数人来てくれていて、近況報告をしてくれたり、建築について話すことができました。

こうやって、OBが訪ねて来てくれるのも嬉しいですね!
次回のSPACESPACEのギャラリートークは20日の木曜日の13:30~です!平日ですが、是非お越しください!ちなみに、事務所が近所なので、ちょくちょく会場に出没しています。見つけたら是非声をかけてください!


writer:KishigamiJunko/ category:展覧会, 講演, 近況


住まいをデザインする顔-関西30代の仕事-
2013/05/23 20:46

大阪市立住まいのミュージアムで開催される展覧会に出展します。事務所から徒歩5分の場所です。是非御覧ください。

タイトル:住まいをデザインする顔-関西30代の仕事-
概要:関西には、洗練された数寄屋の伝統がある一方で、庶民的な住まい文化も根強く存在し、先端的な実験住宅もあって、ユニークな建築家を輩出してきました。本展は、関西に縁のある建築家、インテリアデザイナー、プロダクトデザイナー等、住まいに関わるクリエーターの作品を、実物、模型、設計図、写真パネル等で紹介します。 出展者は、関西の代表的な住宅建築家である木原千利氏・竹原義二氏・吉村篤一氏、そして住まいのミュージアム館長谷直樹による選定委員会が指名します。今回は、関西の30代のクリエーターを選びました。関西の建築風土が育んだ、若手の仕事に触れてみてください。
日時:2013年6月1日(土)-6月30日(日) 休館日:6月4日.11日.17日.18日.25日
主催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
会場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
入館料:企画展のみ 一般:200円 学生:無料(学生証要提示)
出展者:阿曽芙実 荒尾宗平 家成俊勝・赤代武志 今津康夫 魚谷剛紀 魚谷繁礼 奥野八十八 香川貴範・岸上純子 垣内光司 河田剛 木村吉成・松本尚子 小池志保子・竹内正明 笹岡周平 下山幸三 白須寛規 田頭章徳 寺田雅史・中山陽州 畑友洋 原口啓・三木慶悟 吉行良平
特別出展者:木原千利 竹原義二 吉村篤一

関連イベント:
1.トークセッション「関西30代の仕事」
今回の展示の選定者に出展者を交えて、関西で活躍する30代の仕事にまつわるトークセッションを行います。
日時:2013年6月23日(日) 13:30~15:00 (13:00開場・受付開始)
場所:大阪市立住まい情報センター 3階ホール(当館ビル3階)
パネリスト:木原千利氏(建築家) 竹原義二氏(建築家) 吉村篤一氏(建築家) + 出展者
コメンテーター:弘本由香里氏(大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所特任研究員)
参加費:無料
定員:200名(要事前申込 先着順)

2.ギャラリートーク開催期間中、出展者によるギャラリートークを開催します。開催日時はホームページでお知らせします。
場所:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
参加費:無料(ただし、企画展の入館料が必要です。)


writer:kagawa/ category:お知らせ, 展覧会, 講演


Seoulレポート(番外編)
2012/12/30 22:13

12月7日~10日。展覧会のクロージングに合わせてソウルへ行ってきました。

まずは、今回の渡航の全日程の間宿泊した韓屋(ハノク)の紹介をしたいと思います。韓屋とは、韓国の伝統的家屋で、今ではホテルとして利用できるところがあります。今回は、折角韓国に来たのだからということで、日本チームみんなで、いくつかのハノクに分かれて宿泊することにしていました。私たちが宿泊したのは、Bukchonmaru Hanok Guesthouseというところ。


どうやらそこは、家族で経営しているらしく、着くと大学生くらいの息子さんが、片言の日本語と英語で対応してくれました。中に入ると、お父さんとお母さんが出てきて、部屋へ案内され、部屋の使い方などを親切に教えてくれ、暖まるからと生姜の味の少しお米の入った飲み物(冷たい)を出してくれました。


部屋の中は、オンドルのおかげでとても暖かく、夜寝るときは、半袖で寝ても布団を着ていると暑いくらい。外は-13度だというのに、中は快適。

また、朝ごはんは家族のみんなと円卓を囲みます。メニューは、五穀米のようなごはん、韓国風味噌汁、キムチが数種類、海苔という感じです。二日目は味噌汁に替わり、ポタージュのようなスープにキムチも別の種類だったりと豪華です。それぞれが海苔にごはんを乗せ、好きなおかずをその上に載せて手巻き寿司のようにして食べます。


食卓はこんな感じです。最終日、おかあさんを囲んで記念撮影をしました。


私たちが宿泊したハノクは非の付け所のないくらい快適で空気も暖かいし、人も温かいところだったのですが、他のところはというと。。。

オンドルがあっても、床から3センチほどしか暖かくなく、その上は外と同じくらいの極寒で布団の上にありとあらゆる服を載せて寝ただの、お風呂に行くのにいちいち外を通らないといけなかっただの、靴を置く場所が外で、朝靴を履いたら中が凍っていただの、朝ごはんはパンとコーヒーだけで、それもほぼセルフだった上、コーヒー用に置かれているお湯が冷えすぎていて、コーヒーの粉がなかなか溶けなかったなどという、ちょっと自分じゃなかったら面白いけど笑えない状態だったそうです。。

ということで、ハノクはあたりはずれがあるようですね。ハノクに泊まるなら、とにかく私たちが泊まったBukchonmaru Hanok Guesthouseはオススメです!


writer:KishigamiJunko/ category:Seoul, グルメ, 展覧会


Seoul3日目
2012/12/30 15:50

ソウル3日目。この日は朝から梨花女子大学に向かい、そこで全員集まり顔合わせ。午後からは、オープニングトークでした。
会場は、梨花女子大学キャンパスセンター(設計:ドミニク・ペロー)の中にある、ホールです。ちょうどエントランスの反対側の階段広場の下部分にあります。

階段広場の下は吹き抜けになっており、そこに店舗やデッキスペースやこのようなホールがあります。結構なキャパのホールでしたが、シンポジウムが始まる頃には満員に。

そして、シンポジウム後はトータルギャラリーに向かい、オープニング。たくさんの方々に来ていただき、盛況でした。記念に、パートナーのDESIGN GROUP OZのシン・スンス氏、イム・サンジン氏と記念撮影。

今回の展覧会は、韓国チームとパートナーを組めたことは、凄く大きなことでした。展示計画をするにたってのメールのやり取りや、現地でのディスカッションやシンポジウムの中で多くの共通点や差異点を確認することができました。今後も交流を続けていきたいと思います。


writer:KishigamiJunko/ category:Seoul, グルメ, 展覧会


Seoul2日目
2012/12/28 15:40

もうソウルへの二回目の渡航も終え、展覧会もクロージングを迎えたと言うのに、今更ながら一回目の渡航の二日目レポートです。。
二日目。朝からミュージアムへ向かい、設営。この日が設営最終日です。とにかく、壁面に図面を貼り続ける作業。途中、お昼にコンビニで買ってきてもらったお弁当がコレ。

コンビニ弁当と言えど、韓国感が出ています。メインは焼肉のように見えるハンバーグ。左上は、韓国料理に欠かせないキムチ。右下は玉子焼き。そして、その隣はなんと、コチュジャン!それで1コーナー使ってしまうか!?と言いたくなりますが、向こうの人には必要なんでしょうね。でも、これをハンバーグにつけたり玉子焼きにつけたりご飯につけたりと、なかなか重宝しました。

その後も設営は続き、徐々にどのブースもかたちが見えてきました。


途中晩御飯時に、ピザの宅配をしていただき、みんなで束の間のほのぼの会食。


ピザのトッピングはさすがにキムチってことはなく、韓国らしさはありませんでしたw個々の展示スペースもさることながら、エントランスを入ってすぐのスペースには、こんな展示も。等身大?ポートフォリオコーナー。


その横には、それぞれの事務所の作品が10枚の写真で紹介されています。


この日、夜中0時までかかり、なんとか全ての展示作業を終えました。展示の様子はまた後ほど。


writer:KishigamiJunko/ category:Seoul, グルメ, 展覧会


Seoul1日目後半
2012/12/03 22:44

ソウル1日目午後。13時過ぎにTOTAL MUSEUM到着。本当はもう少し早くついていたんだけれど、タクシー降りたとこが実はギャラリーの裏手だったと気づかず探し回ることに。TOTAL MUSEUMの周りは高級住宅街のようで、豪邸や私設ギャラリーがたくさんありました。その一軒の引越し?作業をしていたお兄さんたち(豪邸過ぎて20人くらいで作業してました。。。)に道を尋ねたのが間違い。車のナビで調べてくれたくせに完全に逆方向を教えられてしまい、坂道を大きな荷物を持って上がる羽目に。。結局途中でどうもおかしいと思い戻ったら、実はタクシーを降りたとこからすぐの場所にあったという。。。

とにかくギャラリーについて、急いで設営。まずは、事前に郵送で送っていた模型を運び込むことから。


今回、模型が海を渡るということで、東京の知り合いに教えてもらった運送会社を利用したのですが、値段も高かっただけあり、梱包が凄い!発砲スチロールの上からビニールラップを巻き、木枠梱包という超頑丈梱包。おかげで、ほとんど無傷で到着していました。

私たちSPACESPACEと韓国のDesign Group OZとの展示場所。現地で作っていただいた模型台がたくさん到着していました。


他の展示場所です。左手が大建metとDIA。奥が生物建築舎とAND。右手が藤村龍至さんとSAAIの展示場所です。このフロアの上に、成瀬猪熊建築設計事務所とWISEの展示空間があります。


ここから怒涛の展示作業が始まりました。一日目は、前の展示の搬出作業をしていたので、写真左の搬入口があけっぱなし。。外の気温は2度。。冷たい風がビュービュー入る中、手がかじかんで模型を触るのも慎重になるような状況でした。思うように作業が進まず、結局タイムリミットの23時まで作業。

その後、ホテルに戻り夕食のためにまちへ繰り出しました。ホテルの裏口から出たからか、あたりはハングル表記だけのお店ばかり。
寒いし、疲れたし、眠いしなので、いっそコンビニで済ませようかということも頭をよぎりましたが、さすがにそれはさみしいので、店先に飲茶?らしき写真があった近くのお店に入りました。お店には定員の伯母ちゃん一人。どうやら英語は全く通じません。。メニューもハングル表記のみ。。写真もない。。

一か八かで、値段で7000ウォンのものを指差す私。。10分後、出てきたのは、見事にニラのいっぱい入ったチヂミでした!ザ・スタンダード!」直径30センチほどあります。そして、なんともパリパリふわふわでおいしい!!


調子に乗った私は、もう一品なにかを頼もうと、メニューから次のランクの10000ウォンのうちからひとつを指差しました。するとおばちゃんが、「アカンアカン」の反応。。どうやら身振り手振りを見ていると、「鍋だから食べきれるわけがないからやめとけ」と言ってるよう(あくまでも想像です)
なので仕方なく、また7000ウォンのメニューの中から先ほどとは違うのを指差すと、そそくさと厨房に消えるおばちゃん。そして10分後、またまたチヂミが出てきました。。(^^;)次は牡蠣と卵のチヂミ。チヂミづくしでしたがおいしかったので良しとします。


二日目につづく。。


writer:KishigamiJunko/ category:Seoul, グルメ, 展覧会


Seoul1日目前半
2012/11/30 21:55

先日、ソウルのTOTAL MUSEUMで開催されている、日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」の展示搬入に行ってきました。展覧会や、シンポジウムについては、香川がAARhttp://aar.art-it.asia/u/official23/p4NRWtmdSikuCe9UxgbX/で書いているので、こちらでは町や建築、食べ物などについて書きたいと思います。

まず、一日目。関空から出発しました。


想像以上に小さい飛行機。飛行時間は実質1時間40分ほどです。出発時の日本の気温は朝早いのもあって10度くらいでしたが、到着したお昼前のソウルの気温は1度でした。。なんでも前日まで雪が降っていたとか。ソウルの金浦国際空港に到着後、とにかくTOTAL MUSEUM に向かうべく、地下鉄に。地下鉄で弘大入口駅まで行き、そこからタクシーと聞いていたので、とりあえず弘大入口駅へ。

その頃、ちょうどお昼時だったので、どこかお店に入ることにしました。とにかくはじめての町で勝手が分からないので、安そうで、入りやすそうなお店を探すことに。けれど、模型と大きなトランクを持ってだったので、あまり歩き回る気にもなれず、なんとなく「これって日本でいう吉野家っぽくない?」

牛丼っぽいのや、豚キムチ丼っぽいのがあって、どれも7000ウォン。だいたい550円くらい。ちょっと吉野家よりは高いですが、半熟たまごが乗っていたし、量も多めでした。入り口の看板には7000ウォンに×がされてて、なにやらハングルで書かれて6000ウォンに書き直されてたのに、我々が払ったのが7000ウォンだったということは、どうやら学生の町っぽかったので、学生は安いようです。廻りは大学生らしき学生さんばっかりでした。
味は、日本の牛丼とさほど変わらず。違うところといえば、吉野家で置かれている紅しょうががカクテキだってことくらいw日本のように、お味噌汁もついていました。一日目午後はまた後日。


writer:KishigamiJunko/ category:Seoul, グルメ, 展覧会


同じ家、違う家
2012/11/10 18:14

ソウルのTOTAL MUSEUMで開催される、日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」に出展します。

日韓それぞれ5組の若手建築家が参加し、日韓の建築家がパートナーを組み、共通のテーマで展示を行います。SPACESPACEの共通テーマは”The way of being together”、個別テーマは”inducing communication”です。実作を中心に主に6つのプロジェクトを展示します。

タイトル:日韓現代建築交流展「同じ家、違う家」
Theme1: Surrounding Tales
Korea: AND (鄭義燁) Japan: 生物建築舎 (藤野 高志)

Theme2: Gathering and Living
Korea: WISE (張永澈, 全淑姬) Japan: 成瀬猪熊建築設計事務所 (成瀬 友梨, 猪熊 純)

Theme3: living IN.EX urban
Korea: DIA (鄭賢妸) Japan: 大建met (布村葉子, 平野勝雅)

Theme4: The way of being together
Korea: Design Group OZ (申丞秀, 林相進, 崔宰源) Japan: SPACESPACE (香川貴範, 岸上純子)

Theme5: The Synthesis of Form
Korea: SAAI (朴昶炫, 李眞旿, 任泰柄) Japan: 藤村龍至建築設計事務所 (藤村龍至)

コミッショナー:林宰用(韓国), 曽我部昌史(日本)
会場:TOTAL MUSEUM (韓国・ソウル)
   465-16 Pyeongchang-dong, Jongno-gu, Seoul, Korea
会期:2012年11月16日[金]-12月09日[日]
時間:11:00-18:00|月曜休館
URL:http://www.totalmuseum.org


writer:kagawa/ category:Seoul, 展覧会